オリンピックおよびパラリンピックに関する研究教育センター シンポジウムに参加してきました!

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こんにちは!
いつも いばパラネットをご覧いただきありがとうございます。

2月17日(土)に行われた筑波大学オリンピックおよびパラリンピックに関する研究教育センター シンポジウムに参加してきましたので、ご報告させていただきます。

シンポジウム

まずは、新たなセンター設置における経緯や方針、今後の展望について筑波大学清水教授からお話がありました。その後、筑波大学永田助教よりアダプテッド・スポーツ概論や車椅子ソフトボールから見るスポーツを通じた共生社会の実現について、学術的な視点も含めたお話がありました。
後半は、永田助教のファシリテートの下、車椅子ソフトボールの日本代表の選手の皆さん、そして全米車椅子ソフトボール協会の会長のBrendan Downes氏によって、「車椅子ソフトボールのパラリンピック競技化に向けて」「更なるインクルーシブ社会の実現に向けて」という2つのトピックで討論が行われました。討論の中で選手の皆さんから、これまでの車椅子ソフトボール人生における様々な体験談や、日本と海外の障がいに対する意識や文化の違いなど、非常に興味深いお話を聞くこともできました。
また、シンポジウムが日本語と英語のハイブリッドで進行していたのも非常に印象的でした。


車椅子ソフトボール体験会

午後からは、車椅子ソフトボールの日本代表の選手の皆さんやBrendan Downes氏直々の指導のもと、車椅子ソフトボール体験会が実施され、競技用車椅子の操作・バッティング・フィールディングの3つを体験しました。
バッティング1つを取っても、障がいの種類や程度によって、様々な打ち方やコツがあることにとても驚きました。競技用車椅子の操作はもちろんのこと、車椅子に乗ったままバットにボールを当てたり、ボールを拾ったりするのは想像以上に難しく、数多くの空振りやエラーを体験しました…(笑)。 
しかし、車椅子ソフトボールの日本代表の選手の皆さんやBrendan Downes氏の的確で分かりやすい指導によってみるみるうちに上達し、とても充実した時間を過ごすことができました。

おわりに

今回のシンポジウムや体験会を通して、改めてスポーツの持つ力と実際に体験してみる・触れてみることの重要性を改めて感じました。今回のようなスポーツに実際に体験できる機会を増やしていくことは簡単なことではないかもしれませんが、私自身がこうした機会に積極的に参加し、その魅力を伝えられるようにしていきたいと強く感じました。これを読んでくださった方も、今後もし機会があればぜひ参加してみてください。

最後になりますが、車いすソフトボールの日本代表の選手の皆さん、そして全米車椅子ソフトボール協会の会長のBrendan Downes氏、この度は本当にありがとうございました。みなさんの今後のご活躍を心より応援しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。