シッティングバレーボール

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いばラッキー(バレーボール)

一般社団法人 日本パラバレーボール協会HPより引用・参考 http://www.jsva.info

 

1.シッティングバレーとは

シッティングバレーボールは、その名の通りシッティング(座ったままで、または座ることの意)の状態で行うバレボールのことです。床に臀部(でんぶ)の一部が常に接触していなければなりません。レシーブの時は、短時間であれば臀部の離床は許されますが、サーブやブロ食う、アタックなどで立ち上がったり、飛び跳ねたりすると反則になってしまいます。シッティングバレーボールのルールは、基本的にはWPV競技規則に基づきますが、独自の特別ルールが定められています。

※ここで「臀部」とは「上体」のことであり、肩から臀部までの部位をいいます。

 

2.国際バレーボール競技規則

■ラリーポイント制

サーブから始まり攻撃を決めるか、ミスや反則をしなかった側がラリー勝者となり、1ポイントを獲得する。

ラリー勝者がサーブ権を持ってない場合は同時にサーブ権も獲得する。サーブ権を持っていた場合は最後にサーブした競技者が再度サーブする。サーブ権の有無に関わらずポイントが加算される制度をラリーポイント制と言う。

得点はサーブ権とは関係なく入り、25ポイント先取した方が1セット獲得となる。“5セットマッチ”で試合を行い3セット先取したチームの勝利となるが、最終の第5セットのみ15点先取した方が勝利。また、ルール改正で新しく追加された、サーブがネットに触れる“ネットイン”も認められている。

 

3.シッティングバレーボールの特別ルール

■競技者の位置

競技者の位置は、その臀部の位置によって決定され統御される(手足はアタックゾーンやコート外のフリーゾーンにあってもよいことを意味する)。

■スパイク

競技者は、アタックヒット(スパイク)をする場合に、臀部をコートから浮かしてはならない(「リフティング」という)。

■ブロック

前衛は、相手チームのサービスをブロックすることが許される。ブロックを行う時、競技者はコートから臀部を持ち上げることはできない。

■レシーブ

レシーブの時、短時間であれば臀部の離床は許される。(その「程度」は審判員の判断に任されるが、立ち上がりや歩くことは禁止されている)

シッティングバレーコート